理事長挨拶

 

 2024年6月の理事改選に伴い、このたび新たに理事長に就任いたしました。
 日本刑法学会は、1949年12月19日、「刑事法学及びその補助科学の研究並びにその研究者相互の協力を促進し、かねて外国の学会との連携を図ることを目的」として創設され、爾来、毎年の全国大会開催、地方部会での例会の開催、機関誌である『刑法雑誌』の定期刊行などの活動を通して、刑事法学分野における研究の発展に多大の貢献をしてまいりました。現在では、約1300名の会員を擁する、刑事法学分野における日本で最大の学術団体となり、2019年には、70周年という節目の年を迎えました。2022年5月には、第100回の記念大会も開催いたしました。
 近年は、実務家の会員が大幅に増加し、日本刑法学会は、研究者と実務家の双方を巻き込んだ刑事法学に係る学術交流の場としての役割もはたすようになっています。これからも、多様な視点を取り入れた高い水準の研究成果を公にし、もって刑事法学分野の研究の発展に寄与してまいります。

日本刑法学会理事長  川出 敏裕