日本刑法学会九州部会第132回例会開催のお知らせ
九州部会事務局
日本刑法学会九州部会第132回例会を下記の要領で開催致しますので、ご案内申し上げます。
【日時】2023年9月9日(土)13:30〜17:00(13時開場)
※施設利用時間の都合上、13時以降にご入場ください。
【場所】
アクロス福岡6階 601会議室(https://www.acros.or.jp/access/)
【実施要項】
研究報告①
森永真綱会員(甲南大学法学部准教授)
「詐欺罪における処分行為と占有の弛緩」
参考文献
- 森永真綱「占有の弛緩と窃盗罪の実行の着手? 最高裁令和4年2月14日第三小法廷決定刑集76巻2号101頁」甲南法学64巻1号(2023年)掲載予定
- 佐伯仁志「詐欺罪の理論的構造」山口厚ほか『理論刑法学の最前線II』95頁(2006年)
- 荒木泰貴「詐欺罪における処分行為と財産移転との直接性について」慶応法学34号49頁(2016年)
- 荒木泰貴「詐欺罪における交付行為の再検討」法律時報92巻12号49頁(2020年)
- 佐藤拓磨「窃盗罪と詐欺罪の区別と符合」法学教室480号89頁(2020年)
- 品田智史「窃盗と詐欺の区別」法学セミナー779号33頁(2019年)
研究報告②
土井和重会員(北九州市立大学法学部准教授)
「協議・合意制度における訴追裁量権行使の指針について:ドイツの王冠証人規定の運用を手がかりとして」
参考文献
- 土井和重「捜査協力型司法取引制度導入の原理的・制度的・文化的な障害」山口厚ほか編『高橋則夫先生古稀祝賀論文集〔下巻〕』(成文堂・2022年)723頁以下
- 土井和重「捜査・公判協力型協議・合意制度の刑罰論的な基礎付けについて」法律論叢91巻1号(2018)195頁以下
- 野澤充「ドイツ刑法の量刑規定における王冠証人規定」九州法学会会報2017年(2017)5頁以下
- 内藤大海「ドイツ」白取祐司ほか編著『日本版「司法取引」を問う」(旬報社・2015年)122頁以下
総会
- 2022年度会計・監査報告
- 諸連絡など
以上