【大会】第81回大会

日本刑法学会第81回大会は、2003年5月24日(土)・25日(日)の両日、日本大学三崎町校舎(東京・水道橋)で行われています。
なお、準備委員は、曽根威彦(委員長)・新倉修・後藤昭・井田良各理事、酒井安行会員、大会校より船山泰範・設楽裕文・尾田清貴各会員の8名です。



【第1日】 5月24日(土)

総会 (9:20- 9:40) 本館(1号館)大講堂

研究報告 (9:40-12:40) 本館(1号館)大講堂

「故意責任の再構成」 奈良産業大学 石井徹哉
「刑法における結果帰責判断の構造」 学習院大学 鈴木左斗志
「原因において自由な行為について」 東北女子短期大学 畑山聡
「報道の自由と刑事手続」 神戸大学 池田公博


昼食 (12:40-13:30) 本館(1号館)121,124講堂

共同研究 (13:30-17:30)
分科会Ⅰ「刑事立法の新動向と実体刑法の在り方」  本館(1号館)131講堂

「序論・『刑事立法の時代』のキーワード」 (司会) 明治大学 川端博
「最近における刑事立法の活性化とその評価―ドイツとの比較を中心に―」 慶應義塾大学 井田良
「刑事立法の新動向とその検討」 立命館大学 松宮孝明
「国際化時代における刑事立法の動向と課題」 法務省 三浦守


分科会Ⅱ「裁判員制度導入に伴う手続の構想」  本館(1号館)134講堂

「共同研究の目的」 (司会) 一橋大学 後藤昭
「『新たな準備手続』と証拠開示」 名古屋大学 大澤裕
「公判手続における直接主義・口頭主義」 京都大学 堀江慎司
「判決と上訴制度」 愛知大学 加藤克佳


分科会Ⅲ「改正少年法の現状と課題」  本館(1号館)143講堂

「共同研究の目的」 (司会) 関西学院大学 前野育三
「少年法の現状と課題――『改正』少年法に関する理論的検討」 九州大学 武内謙治
「苦悩する少年司法の現場から見えてくるもの―『改正』少年法下の家裁調査官の活動―」 神戸家庭裁判所調査官 藤原正範
「改正少年法下における付添人の活動」 弁護士 岩佐嘉彦


懇親会 (17:30-19:00) (本館(1号館)地下食堂)

 

【第2日】 5月25日(日)

研究報告 (9:20-12:20) 本館(1号館)大講堂

「機能的刑法解釈論の方法に関する一考察」 早稲田大学 松沢伸
「自己決定権の限界と自殺関与罪の処罰根拠」 桐蔭横浜大学 吉田宣之
「刑事裁判の拘束力の意義」 山形大学 高倉新喜
「犯罪報道と適正手続を受ける権利」 静岡大学 渕野貴生


昼食 (12:20-13:10)  本館(1号館)121,124講堂

総会 (13:10-13:40)  本館(1号館)大講堂

特別講演 (13:40-14:40)  本館(1号館)大講堂
「法科大学院における刑事法教育」

「法科大学院における刑法教育」 東京都立大学 前田雅英
「法科大学院における刑事訴訟法教育」 早稲田大学 田口守一


ワークショップ (14:50-17:50)  2号館各講堂

1. 法益概念とハーム概念 早稲田大学 髙橋則夫
2. 正犯性――間接正犯と共同正犯の間 一橋大学 橋本正博
3. マネーローンダリング 明治学院大学 京藤哲久
4. 国際刑法――刑法の場所的適用範囲を中心として 立命館大学 松宮孝明
5. 刑事訴訟モデル論の現代的意義 龍谷大学 福島至
6. 公的弁護制度 関西学院大学 川崎英明
7. 被害者と刑事手続 白鴎大学 高内寿夫
8. 死刑と代替刑 専修大学 岩井良子
9. 刑事司法の私事化(プライバタイゼーション) 拓殖大学 守山正
10. ジェンダーと刑事法 東京富士大学 後藤弘子

 

プログラム

 PDF版の大会プログラムです。会員に郵送されたものと同内容です。