日本刑法学会第82回大会は、2004年5月22日(土)・23日(日)の両日、広島大学(広島県東広島市鏡山一丁目3番2号)で行われました。
【第1日】 5月22日(土)
総会 (9:40-10:00) サタケメモリアルホール
研究報告 (10:00-12:30) サタケメモリアルホール
「自招危難について」 | 北海道大学 | 小名木明宏 | 氏 | |
「刑事手続における訴訟行為の再現可能性について」 | 大阪大学 | 松田岳士 | 氏 | |
「刑法理論と政治哲学~自由主義刑法理論の再検討~」 | 東海大学 | 高橋直哉 | 氏 |
昼食 (12:30-13:30) 学士会館・レセプションホール、生協北2食堂
共同研究 (13:30-17:00)
分科会Ⅰ「刑法と民法の交錯」 サタケメモリアルホール
「序論・『刑事立法の時代』のキーワード」 | (司会) | 東京大学 | 佐伯仁志 | 氏 |
「契約自由と財産犯」 | 京都大学 | 塩見淳 | 氏 | |
「ヒトの身体構成部分の法的保護とその限界」 | 大阪大学 | 佐久間修 | 氏 | |
「刑事帰責論と民事不法行為論の比較」 | 神戸大学 | 橋爪隆 | 氏 | |
「不法行為法における損害論の動向」 | (民法) | 神戸大学 | 窪田充見 | 氏 |
分科会Ⅱ「刑事弁護の機能と本質」 法学部棟257教室
「共同研究の趣旨」 | (司会) | 早稲田大学 | 田口守一 | 氏 |
「訴訟理論と刑事弁護の機能について」 | 南山大学 | 岡田悦典 | 氏 | |
「手続段階と刑事弁護の機能について」 | 獨協大学 | 清水真 | 氏 | |
「わが国の刑事司法の特色と弁護の機能」 | 東京大学(弁護士) | 佐藤博史 | 氏 | |
「新しい公的弁護制度と『良質な』弁護活動」 | 早稲田大学(弁護士) | 四宮啓 | 氏 |
分科会Ⅲ「交通犯罪」 法学部棟255教室
「序論」 | (司会) | 神戸大学 | 三井誠 | 氏 |
「交通犯罪と刑法改正」 | 京都大学 | 高山佳奈子 | 氏 | |
「交通犯罪と道路交通法改正」 | 慶應義塾大学 | 井田良 | 氏 | |
「交通犯罪者の処遇」 | 京都産業大学 | 川本哲郎 | 氏 | |
「実務の視点からみた交通犯罪」 | 東京高裁 | 原田國男 | 氏 |
懇親会 (17:30-19:00) 生協北2食堂
【第2日】 5月23日(日)
研究報告 (9:40-12:10) 本館(1号館)大講堂
「結果的加重犯の構造とその成立要件」 | 岩手大学 | 内田浩 | 氏 |
「主観的正当化要素について -同意の認識・避難意思を中心に-」 | 北海道大学 | 深町晋也 | 氏 |
「刑事訴訟における事実観」 | 龍谷大学 | 豊崎七絵 | 氏 |
昼食 (12:10-13:10) 学士会館・レセプションホール、生協北2食堂
総会 (13:10-13:40) サタケメモリアルホール
講演 (13:40-14:30) サタケメモリアルホール
「国際刑法と国内刑事司法」
ベルリン・フンボルト大学 | ゲーアハルト・ヴェルレ | 氏 |
(Prof. Dr.Gerhard Werle) |
ワークショップ (14:50-17:50) 2号館各講堂
1. | 裁判員制度と刑法理論 | 東京都立大学 | 木村光江 | 氏 |
2. | 国際刑法―国際刑法をめぐる二つの潮流 | 青山学院大学 | 新倉修 | 氏 |
3. | 刑法の哲学的基礎-カント・ヘーゲルと現代刑罰論 | 広島大学 | 松生建 | 氏 |
4. | 不作為犯と正犯原理 | 広島大学 | 小田直樹 | 氏 |
5. | 精密司法の意義と限界 | 龍谷大学 | 福島至 | 氏 |
6. | 裁判員制度と報道の役割 | 一橋大学 | 後藤昭 | 氏 |
7. | 違法捜査の規制 | 神戸大学 | 宇藤崇 | 氏 |
8. | 心神喪失者等医療観察法 | 明治学院大学 | 城下裕二 | 氏 |
9. | 刑事未成年者に対する法的対応 | 千葉大学 | 後藤弘子 | 氏 |
10. | 行刑改革 | 専修大学 | 岩井宜子 | 氏 |
【翌日に見学会あり】
プログラム |
PDF版の大会プログラムです。会員に郵送されたものと同内容です。 |