【大会】第83回大会

日本刑法学会第83回大会を北海道大学大学院法学研究科(〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目)において、下記の通り開催しました。



【第1日】 6月18日(土)

総会 (9:15-9:35) クラーク会館講堂

研究報告 (9:35-12:35) クラーク会館講堂

「過失犯の共同正犯論」 神戸大学 嶋矢貴之
「被害者の危険引受けについて」 岡山大学 塩谷毅
「量刑体系における量刑事実の選別について」 筑波大学 岡上雅美
「無罪推定法理の再生-証拠法則としての機能-」 神奈川大学 公文孝佳


昼食 (12:35-13:40) 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟) 講義室(8)(9)他

共同研究 (13:40-17:10)
分科会Ⅰ「行為・実行・帰属」 クラーク会館講堂

「『行為・実行・帰属』という問題」 (司会) 早稲田大学 高橋則夫
「実行行為という概念について」 上智大学 島田聡一郎
「行為と責任の同時存在の原則」 千葉大学 石井徹哉
「実行行為概念の意義と機能」 同志社大学 奥村正雄


分科会Ⅱ「刑事訴追論の今日的課題」 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)W203教室

「共同研究の趣旨」 (司会) 関西学院大学 川崎英明
「刑事訴追の実務と刑事訴追論」 広島大学 大久保隆志
「刑事訴追過程と刑事弁護」 弁護士 岡慎一
「訴追過程と国民」 大宮法科大学 新屋達之
「刑事訴追論の展望」 龍谷大学 福島至


分科会Ⅲ「過剰収容時代の刑事政策」 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)W103教室

「企画の趣旨」 (司会) 東北大学 斉藤豊治
「過剰収容の原因と背景」 龍谷大学 浜井浩一
「矯正の現状と課題」 九州大学 土井政和
「更生保護における現状と課題」 国士舘大学 辰野文理
「アメリカにおける過剰拘禁の対応策について」 北九州市立大学 朴元奎


懇親会 (17:45-19:15)ビヤケラー札幌開拓使
サッポロファクトリー「レンガ館」1F

【第2日】 6月19日(日)
研究報告 (9:00-12:00) クラーク会館講堂

「因果関係論」 横浜国立大学 辰井聡子
「『責任能力と行為の同時存在の原則』の意義について」 獨協大学 中空壽雅
「サイバー・ポルノ規制と刑事法改正」 大阪経済法科大学 永井善之
「更生保護事業の新モデル論-更生保護施設における処遇の体系化と充実化-」 慶應義塾大学 太田達也


昼食 (12:00-12:50) 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟) 講義室(8)(9)他

総会 (12:50-13:00) クラーク会館講堂

追悼企画 (13:00-14:30) クラーク会館講堂
「平野龍一博士の刑事法学」

刑事実体法(ドグマーティックを中心に) 早稲田大学 曽根威彦
平野龍一博士の刑事訴訟法学 近畿大学 鈴木茂嗣
平野龍一博士の刑事実体法論 そのイデオロギー的背景について 龍谷大学 村井敏邦


ワークショップ (14:45-17:15) 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)各教室

1. 罪数論・競合論の今日的課題 中央大学 只木誠
2. 正当防衛論の理論的基礎と課題 横浜国立大学 齋野彦弥
3. 犯罪論における同時存在原則 北海道大学 長井長信
4. 正犯論 駒澤大学 臼木豊
5. 国際刑事協力の現状と課題 中京大学 愛知正博
6. 「取調べの可視化」 大阪市立大学 三島聡
7. 公判前整理手続から裁判員裁判へ 甲南大学 渡辺修
8. 刑事弁護の倫理 弁護士 高野隆
9. 現代刑事政策における「外国人犯罪」の位相 神戸学院大学 佐々木光明
10. 児童虐待への刑事法的規制の課題 甲南大学 前田忠弘
11. 少年司法改革の現状と課題 立命館大学 葛野尋之
12. 不正融資における借手の刑事責任(背任罪・特別背任罪) 上智大学 林幹人
13. 未決拘禁制度の検討 大阪大学 水谷規男


PDF版のファイル

プログラム

 印刷向けの大会プログラムです。上記および会員に郵送されたものと同内容です。(約20k)