【大会】第96回大会

日本刑法学会第96回大会を、関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市山手町3丁目3番35号)において、下記の通り開催いたします。

会場へのアクセス・キャンパスマップはこちら  交通アクセス  千里山キャンパス
 

 2018年4月1日
日本刑法学会

 


 

【第1日】 2018年5月26日(土)
 受付開始 (8:50~) 第一学舎1号館2階千里ホール前


 総会 (9:30-9:50) 第一学舎1号館千里ホール



 研究報告 (9:50-12:50)   第一学舎1号館千里ホール

 

「正当防衛論の再検討」 東北大学 坂下 陽輔
「刑法における傷害概念と精神的障害」 慶應義塾大学 薮中 悠
「差別的起訴について」 宇都宮大学 黒川 亨子
「責任刑の量定と量刑事情」 愛知学院大学 野村 健太郎

 


 昼 食 (12:50-14:00)  第一学舎内 教室



 共同研究 (14:00-17:30)

分科会Ⅰ 「精神の障害と責任能力・量刑の判断」  第一学舎1号館千里ホール

「共同研究の趣旨」 (司会) 京都大学 安田 拓人
「精神医学者からみた法律家が考えるべき問題」 東京医科歯科大学 岡田 幸之
「精神障害と責任能力・責任非難」 東京大学 樋口 亮介
「精神障害と量刑判断」 慶應義塾大学 小池 信太郎
「裁判官の立場から」 東京地方裁判所 園原 敏彦


分科会Ⅱ 「『強制処分』の概念とその規律」  第一学舎2号館B102教室

「共同研究の趣旨」 (司会) 早稲田大学 酒巻  匡
「『強制処分法定』の根拠と適用基準」 神戸大学 池田 公博
「『令状主義』の射程・機能・限界」 慶應義塾大学 笹倉 宏紀
「総括と展望」 東京大学 川出 敏裕

 

分科会Ⅲ 「少年年齢と若年者刑事法制」  第一学舎2号館B101教室

「企画趣旨」 (司会) 一橋大学 本庄  武
「少年法適用年齢の引き下げについて」 専修大学 渡邊 一弘
「調査の位置づけとその課題」 愛知学院大学 服部  朗
「猶予制度とダイバージョン」 九州大学 武内 謙治
「少年処遇と成人処遇」 一橋大学 本庄  武

 


 懇親会  (17:45-19:30)  凜風館2階 関西大学生協 食堂(千里山キャンパス内)



 

【第2日】2018年5月27日(日)
研究報告 (9:30-12:30)   第一学舎1号館千里ホール

「コンピュータ・データへの無権限アクセスと刑事罰」 日本大学 西貝 吉晃
「正当化事情の錯誤について」 京都産業大学 中村 邦義
「刑事手続打切り論について」 大阪経済法科大学 岩崎  正
「刑事手続における公正な裁判原則について」 北九州市立大学 水野 陽一

 


 昼 食 (12:30-13:30) 第一学舎内 教室



講 演 (13:30-14:15)    第一学舎1号館千里ホール

 

          「ヨーロッパ統合と欧州連合内の刑事司法への影響」    
ミュンヘン大学 ヘルムート・ザッツガー 氏       

 

 (通訳 専修大学 加藤 克佳 氏)

 


 総 会 (14:15-14:30)    第一学舎1号館千里ホール


 ワークショップ (14:45-17:30)    第一学舎内 教室

 

1. 緊急避難論の現代的意義 (立教大学 深町 晋也 氏)
2. 過失犯における個人責任と組織体責任の交錯 (横浜国立大学 内海 朋子 氏)
3. 「共謀」概念の意義 (名古屋大学 齊藤 彰子 氏)
4. 不動産を客体とする犯罪 (早稲田大学 田山 聡美 氏)
5. AIと刑法 (法政大学 今井 猛嘉 氏)
6. 被疑者国選弁護制度の拡充と被疑者弁護の課題 (一橋大学 葛野 尋之 氏)
7. 取調べ録音録画の証拠としての使用のあり方 (神戸大学 宇藤  崇 氏)
8. 証拠の関連性: 科学的証拠、悪性格証拠を中心に (九州大学 田淵 浩二 氏)
9. 証拠保管の規律と再審請求審における公判未提出証拠の取扱い (龍谷大学 斎藤  司 氏)
10. 死刑事件と適正手続 (甲南大学 笹倉 香奈 氏)
11. 刑事法過程と精神医療 (南山大学 水留 正流 氏)
12. 風営法の刑事規制と社会への影響 (京都大学 高山佳奈子 氏)