日本刑法学会第94回大会を、名古屋大学東山キャンパス(〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町)において、下記の通り開催いたします。
2016年4月1日
日本刑法学会
総会 (9:30-9:50) 豊田講堂ホール
研究報告 (9:50-12:50) 豊田講堂ホール
「責任能力制度の理解と事前責任論」 | 桐蔭横浜大学 | 箭野章五郎 | 氏 | |
「身分犯における正犯と共犯」 | 香川大学 | 佐川友佳子 | 氏 | |
「個人情報の刑法的保護の可能性と限界について」 | 上智大学 | 佐藤 結美 | 氏 | |
「秘匿捜査の規律の構造について――適法捜査担保型理論の提唱――」 | 信州大学 | 丸橋 昌太郎 | 氏 |
昼食 (12:50-14:10) 法経共用館経済学部第1・第2講義室
共同研究 (14:10-17:40)
分科会Ⅰ 「『作為義務』の各論的検討」 豊田講堂ホール
「『作為義務』の各論的検討――分科会の趣旨――」 | (司会) | 京都大学 | 塩見 淳 | 氏 |
「過失犯における注意義務と『作為義務』」 | 立教大学 | 小林憲太郎 | 氏 | |
「詐欺罪における告知義務と『作為義務』」 | 上智大学 | 伊藤 渉 | 氏 | |
「身分犯と『作為義務』」 | 同志社大学 | 十河 太朗 | 氏 | |
「真正不作為犯における『作為義務』」 | 関西学院大学 | 松尾 誠紀 | 氏 |
分科会Ⅱ 「新時代の刑事司法制度の課題」 法経共用館カンファレンスホール
「『新時代の刑事司法制度の課題』の趣旨」 | (司会) | 東京大学 | 川出 敏裕 | 氏 |
「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について」 | 法務省刑事局 | 保坂 和人 | 氏 | |
「新時代の刑事司法と刑事弁護の在り方」 | 弁護士 | 秋田 真志 | 氏 | |
「『新時代の刑事司法制度』構築に向けた刑訴法等改正法――その意義と課題――」 | 東京大学 | 大澤 裕 | 氏 |
分科会Ⅲ 「少年刑事事件の現状と課題」 法経共用館法学部第3講義室
「『少年刑事事件の現状と課題』の趣旨」 | (司会) | 南山大学 | 丸山 雅夫 | 氏 |
「少年刑事裁判」 | 広島大学 | 吉中 信人 | 氏 | |
「少年刑事裁判における少年法55条移送判断のあり方――少年法20条との関係の再検討――」 | 立命館大学 | 山口 直也 | 氏 | |
「少年に対する量刑」 | 一橋大学 | 本庄 武 | 氏 | |
「少年受刑者の処遇について」 | 東京矯正管区 | 松田 治 | 氏 |
懇親会 (18:15-19:45) 名古屋大学消費生活協同組合 南部食堂1・2階(東山キャンパス内)
「詐欺罪の保護法益と欺罔概念の再構成」 | 成城大学 | 足立 友子 | 氏 | |
「公共危険犯としての放火罪」 | 法政大学 | 佐藤 輝幸 | 氏 | |
「時の経過による証拠の散逸について」 | 岡山大学 | 原田 和往 | 氏 |
昼食 (11:45-13:15) 法経共用館経済学部第1・第2講義室
講 演 (13:15-14:00) 豊田講堂ホール
「刑法をつくる共同のアクターとしての学説と実務」
フランクフルト大学 Ulfrid Neumann 氏
(通訳 中央大学 井田 良 氏)
総 会 (14:00-14:15) 豊田講堂ホール
ワークショップ (14:35-17:20) 全学教育棟A館各教室
1. | 「一連の行為」論 | (東北大学 | 成瀬 幸典 氏) |
2. | 狭義の共犯論 | (中央大学 | 曲田 統 氏) |
3. | 財産的『利益』の刑法的保護 | (上智大学 | 照沼 亮介 氏) |
4. | 性犯罪処罰の在り方 | (東京大学 | 樋口 亮介 氏) |
5. | 治療中止の刑法的構成と患者の意思 | (東洋大学 | 武藤 眞朗 氏) |
6. | 再審と手続 | (九州大学 | 豊崎 七絵 氏) |
7. | 令状によらない捜索 | (神戸大学 | 池田 公博 氏) |
8. | 裁判員裁判における量刑 | (大阪市立大学 | 三島 聡 氏) |
9. | 少年法の適用年齢 | (立命館大学 | 山口 直也 氏) |
10. | 起訴猶予と再犯防止措置 | (慶應義塾大学 | 太田 達也 氏) |
11. | 国際刑事法と国内法の関係 | (京都大学 | 高山佳奈子 氏) |