日本刑法学会第92回大会を、同志社大学今出川キャンパス・室町キャンパス(〒602-8580 京都府京都市上京区今出川烏丸東入)において、下記の通り開催いたします。
2014年4月1日
日本刑法学会
総会 (9:30-9:50) 寒梅館ハーディーホール
研究報告 (9:50-12:20) 寒梅館ハーディーホール
「択一的故意と重畳的故意の錯誤」 | 獨協大学 | 関根 徹 | 氏 | |
「被害者参加制度について」 | 専修大学 | 滝沢 誠 | 氏 | |
「相当因果関係説の再生」 | 神奈川大学 | 加藤 正明 | 氏 |
昼食 (12:20-13:30) 良心館地下1・地下2教室
共同研究 (13:30-17:00)
分科会Ⅰ 「財産犯の理論と課題」 寒梅館ハーディーホール
「財産犯の理論と課題――分科会の趣旨」 | (司会) | 神戸大学 | 上嶌 一高 | 氏 |
「詐欺罪の保護領域について――近年の判例を素材にして」 | 東北大学 | 成瀬 幸典 | 氏 | |
「窃盗罪における『窃取』の意義について」 | 東京大学 | 橋爪 隆 | 氏 | |
「預金をめぐる財産犯と権利行使」 | 早稲田大学 | 杉本 一敏 | 氏 | |
「3報告の検討――実務の観点から」 | 神戸地方裁判所 | 宮崎 英一 | 氏 |
分科会Ⅱ 「裁判員裁判と控訴審の在り方」 良心館107教室
「分科会の趣旨」 | (司会) | 京都大学 | 酒巻 匡 | 氏 |
「裁判員裁判と控訴審の役割」 | 一橋大学 | 後藤 昭 | 氏 | |
「裁判員裁判と控訴審の役割――実務家の視点から」 | 東京高等裁判所 | 大島 隆明 | 氏 | |
「裁判員裁判と控訴審審査の在り方――課題と展望」 | 京都大学 | 酒巻 匡 | 氏 |
分科会Ⅲ 「犯罪予防政策の総合的検討」 良心館104教室
「犯罪予防論の現代的意義」 | (司会) | 拓殖大学 | 守山 正 | 氏 |
「日本における環境設計を通した犯罪予防(CPTED)の適用と展開」 | 明治大学 | 山本 俊哉 | 氏 | |
「政府『行動計画』による犯罪対策の実施と課題」 | 東京都青少年・治安対策本部 | 河合 潔 | 氏 | |
「事前予防と秩序違反行為の法的規制」 | 首都大学東京 | 星 周一郎 | 氏 |
懇親会 (17:30-19:00) 京都ブライトンホテル慶祥雲の間
「目的犯における目的の内容」 | 名城大学 | 伊藤 亮吉 | 氏 | |
「少年手続における付添人選任とその制度的保障」 | 九州大学 | 武内 謙治 | 氏 | |
「自救行為と刑法における財産権の保護 | 立命館大学 | 大下 英希 | 氏 |
昼食 (12:00-13:00) 良心館地下1・地下2教室
講 演 (13:00-13:45) 寒梅館ハーディーホール
「中国における刑罰制度改革をめぐる最近の動向」
清華大学 張 明楷 氏
(通訳 成蹊大学 金 光旭 氏)
総 会 (13:45-14:00) 寒梅館ハーディーホール
ワークショップ (14:15-17:00)
1. | 故意と責任能力 | (京都大学 | 安田 拓人 氏) |
2. | 法益関係的錯誤説の再検討――被害者の同意と客観的帰属 | (甲南大学 | 森永 真綱 氏) |
3. | 結果的加重犯の諸問題 ――故意犯に伴って生じた故意なき死傷結果の帰属を中心として |
(岩手大学 | 内田 浩 氏) |
4. | 児童ポルノの刑事規制 | (筑波大学 | 渡邊 卓也 氏) |
5. | 監視捜査とその法的規律 | (慶応義塾大学 | 笹倉 宏紀 氏) |
6. | 取調べの録音・録画の法制化をめぐる諸問題 | (大阪市立大学 | 三島 聡 氏) |
7. | 刑事手続とDNA情報 | (獨協大学 | 徳永 光 氏) |
8. | 執行猶予 | (慶応義塾大学 | 小池信太郎 氏) |
9. | 刑務所医療 | (一橋大学 | 本庄 武 氏) |
10. | 薬物犯罪――薬物常用者の処遇と有責性 | (北海学園大学 | 飯野 海彦 氏) |
11. | 外国にある証拠の収集 | (大阪大学 | 松田 岳士 氏) |